売却前のクロス補修の依頼

生憎の雨の中張り替えずにクロスを再生するクロスメイク

の見積もりに行ってきました。

基本的に固定価格にしているので見積もりにはいかないようにしているのですが、お客様と話す中でかなり傷みがあるとのことなので、それでは現地調査しましょうということになりました。

さすがに土曜日なので車がフル稼働していて、車の空きがなく仕方なく電車で現地調査に向かうことになりました。

場所は墨田区で東京タワーのすぐ近くです。それじゃ行ったついでにちょっとタワーの近所をのぞいてみようかなと思いながら出かけました。

通常クロスのキレイにするというのは、中古マンションを購入された方や大家さんがほとんどです。なのですが今回はいつものパターンとは違って、これから売却する予定の方でした。

マンションはバス停のすぐそばで、駅からも歩ける距離で悪くはありません。築20年ですが外観もきれいに維持されています。

部屋の中にお邪魔すると、ご主人がかなりのヘビースモーカーの様子で特にリビングがたばこのヤニ汚れでまっ茶茶です。ヤニ自体はクロスメイクの前に洗浄してもそれほど難しくなくある程度まで汚れは落とせるものと思います。

なのですが、問題は壁に家具の擦れ傷が大きく入っていました。何でも東日本大震災の時の揺れで家具とクロスが擦れて剥げてしまっています。

クロスメイクは張り替えなずに染料を塗ることでキレイにします。しかもかなり薄いものを使ってクロスの表面の模様もそのまま維持することを特徴にしています。穴が開いたなどの補修は充填物に模様をコピーしてその上から全体に染料を塗っていきます。

今回のケースはいろい範囲で傷だけなので充填物での対応ができません。また、同じ模様のクロスも手に入れるのが難しい状況です。さらにそのほかにも、ネコかイヌかの大きなひっかき傷もあり補修の対応はかなり厳しそうでした。

それで、一番の問題はご本人さんがこれから住まわれるのならば、納得していただければそれでよいのですが、売却となると購入された方がそれで満足するかという問題があります。

床も一部はがれっがりご自身で補修した跡があり、これもきれいにプロの技術で補修してほしいという話も出ました。

当社だけの利益を考えれば、承知しましたということで、補修料金を上乗せしたり、汚れがきついので洗浄料金を上乗せして、さらにダブルコートと言って2度塗りをして割増料金を頂けばよいわけです。

でも、この物件を購入したお客様がそれで満足する保証がありません。というのも最近は古い築年数の物件を購入してリノベーションつまり古リフォームして内部は新築のようにすることがトレンドになってきています。もしそういうおきゃ様だったら、あるいはフルフォームでなくてもクロスや床のみのリフォームはよくある話です。築20年の物件を購入される方は何らかのリフォームを考えているのが普通でしょう。

加えて、必ず購入者は値引き交渉をしてきます。それであれば、売却前に費用をかけてもその分上乗せするのが難しく、支出した後に値引き交渉されるのなら、値引き交渉の材料を用意しておいて、今回かけようと思っている分も値引き費用にした方が得策と判断しました。

それで、お客様に当社がクロスメイクで対応できないことはないですが、それはお客様にとってメリットにならずに無駄な支出になる可能性がると説得しました。

お客様は現状の汚れた状態で内覧で見てもらうのがちょっと恥ずかしいというとこともあったようです。それであれば、内覧用に水回りをしっかり掃除しましょうとご提案しました。当社は大手不動産会社と提携して内覧前のハウスクリーニングを相当こなしているのでお任せくださいと。水回りがきれいだと丁寧に使われていたように見えます。地区20年なのでヘビースモーカーのお宅のクロスがヤニで汚れるのは自然なことです。購入した方にクロスをどうされるかは委ねることにしましょうという方針をお話して、それではもう一度考えてみるということで終了になりました。

クロスメイクをしたいというお客様でも、状況によりやめるように提案するのも、お客様の事を考えれば重要な選択肢だと思っております。

とういことで、現地調査を終了してこれから東京タワー付近を見物でもと思っていたら、突然に電話が鳴りました。今日これからマンションの定期清掃の件で現地調査に来てほしという連絡が入ったという内容です。それもすぐにということなので、折角の散策もランチもお預けで次の現地調査に向かうことにしました。

 

クロスメイク現地調査の帰りに見た雨の東京タワー

クロスメイク現地調査の帰りに見た雨の東京タワー

 

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