タバコ臭はクロス張替えでは消えない！

入居後のタバコ臭消臭のお仕事に行ってきました。

お話を聞いてみると、賃貸契約の前に内覧した時はタバコのヤニが付いた部屋だったそうでうが、きちんとクロスを張替えるからキレイになるし臭いもしないので大丈夫いう事だったそうです。

それで、安心して賃貸契約して引越して荷物を入れたらびっくりだったそうです。

クロスは確かにキレイに張替えていましたが、臭いはほとんど消えていなくてタバコの臭いがプンプンでした。

不動産管理会社にクレームを言っても、キレイになったでしょ？においは個人の感覚の差ですという感じで取り合ってもらえない状態です。

はっきり言っておきますが、クロスの張替えでタバコの臭いはそれほど消えません。

親切なクロス屋さんならそう言ってくれるでしょう。

何故なら表面のクロスだけではなくその下地まで臭いが浸透しているので、じわじわと臭いが沸き上がってくるというのは常識です。

じゃあこれを消すにはどうしたら良いか？

大きくは瞬間消臭と長期主就航かの維持に分かれます。

まず、オゾンの反応促進剤も兼ねた消臭効果のある消臭剤でクロスの中の臭いを吸着して消臭する機能のあるものを噴霧します。

これで、クロスとその下地の臭いを出来るだけ表に出します。

そのあとに、オゾン発生器で大量のオゾン燻蒸を行います。

大量のオゾンがでるのでこの間室内には入れないので退避することになります。

オゾンの消臭処理終了後、残ったオゾンを室外に拡散して、室内の臭いを確認するともうほとんどタバコの臭いはしなくなっています。

ここまでが、瞬間消臭です。

問題はこの良い状態を長く維持したいと思うのが普通かと思います。

そうすると、オゾン発生器を撤収するともうオゾンが無くなりますのでオゾンによる消臭はそれ以降は出来ません。

ところが、それでもクロスの下地等奥底からわずかですがじわじわと臭いが出てくる可能性も否定できません。

それを、防止するのがオキシアップという無光触媒のコーティングなのです。

クロスや天井にこのコーティングをすることで、中なら湧き出てくる臭いを消臭する効果があるのです。

これにより、臭いのしない良い状態を維持する事ができます。

完璧とは言わないにしてもほぼ気にならないレベルで長期にわたって維持することができます。

臭いは目に見えないもので、物差しも明確にはなっていませんが、ここまでキッチリしなければ気になる臭いを消すという事は不可能だという事は理解しておいた方がよいと思います。

今回は、荷物も入ってしまっていたので、お客様とともに荷物を寄せながらの作業でしたが、きっちりとタバコの臭いが消臭ができました。

もちろんお客様は全然違うね！と満足の声を頂戴しました。