ベッドマットのしみ抜き港区の億ション編
港区にある高級タワーマンションへベッドクリーニングに行ってきました。
タワーマンションをはじめとして高級マンションはセキュリティーがしっかりしています。というかここまで必要なの?と思うくらいに面倒なことも少なくありません。
普通のマンションなら管理人さんくらいのものなのですが、こういった所では防災センターが設けられ、手続きや駐車場、入り口が通常とは違う別の裏口から入ることになり、状況によってはものすごいロスタイムになります。少なくても30分多ければ1時間くらい平気でかかることがあります。
今回はそのとても時間がかかるパターンで、結構大変でした。
というのも、実はベッドクリーニングは持ち込む機材がとてもおいのです。掃除機・高温高圧スチーム・エクストラクター(ベッドマット洗いの洗剤を出しながら吸引するすぐれもの)、オゾン発生器、コーティング用コンプレッサー・ドライヤーや洗剤そのた小物類などなど。とても一人で持っていくには大変な量で、台車1台ではとても無理で台車で2台分くらいの量になります。
とうことで、やっとの思いで作業開始となったわけですが、ほぼこの時点で1時間が経過していました。
さて、問題のシミですが大きなオネショの跡で直径が80㎝くらいはある巨大なものでした。オネショのシミはそれ自体はある程度まではそれほど難しくなくきれいに落ちます。ただ、どうしても時間経過して、しっかり変色してしてしまった部分は若干よく見れば少し色が残ってしまうケースもあります。
ということで、まず掃除機でベッドのマットのほこりをきれいに取り除きます。そして、汚れの激しい部分にイオン洗剤の原液を噴霧します。
次に高温高圧スチームに薄めの洗剤を混ぜたもので洗浄します。これは高温で除菌やダニなどを死滅させる効果と汚れを浮き上がらせる効果があります。
その次に、エクストラクターで15倍くらいに薄めた洗剤のぬるま湯を使い洗剤を出しながら吸引するという作業をしていきます。これで大体の汚れはきれいになり、回収した汚水を見るとかなり黒く濁っているのがわかります。ほとんどの方はこんな汚いベッドの上に寝ていたの?と驚くことになります。
この洗浄で取れなかったシミについてしみ抜きをすることになります。シミの原因となる汚れによってしみ抜き材も違ってきます。しみ抜きはやってみなければわからないケースがほとんどですが大抵は完全でないにしてもかなり目立たないくらいにきれいになるケースが多いです。
シミがきれいになれば、先ほど使ったエクストラクターでもう一度、今度は洗剤を出さずに吸引をしっかりしていきます。
このあと、オプションの消臭・抗菌コーティングをコンプレッサーを使ってミスト上にして噴霧します。そのあとはドライヤーは送風機を使って乾燥作業となります。
そして、最後にオプションのオゾンを使ってベッドの表面やベッドマットの空気穴などから内部にもオゾンを吸い込ませるようにして終了となります。