中古マンション購入者の消臭依頼で行って見たら玄関まわりのカビ臭が

最近中古マンションを購入したら、あるいは購入しようと思っているけれどもタバコの臭いが・・・

というご相談が多くなっています。

そのために、購入予定者と一緒に内覧に出かける事がちょこちょこ増えてきています。

今回もそんな依頼で、クロスを売り主に張替えてもらったのに何だか少し臭いがするということで、当社でどこまでの消臭施行をしたら良いか判断してほしいので来てほしいという事で出かけてきました。

マンションについて玄関を開けるなり、ジメットしたカビ臭の弱い感じのものがしてきました。

これは、タバコの臭いではないですよ！カビと何かが混じったような臭いですよご指摘させて頂きました。

クロスを張替えたのに不思議ですねとか話していましたが、そのうちに不動産業者さんが実は収納の中がカビでいましたとお話し頂きました。

マンションの構造にもよりますが、玄関からリビングまでの間に窓がなく、風通しが悪くなっっているタイプでは何となくカビ臭がするケースが少なくありません。

マンションの設計がリビングや、水まわり。寝室中心に考えられて玄関からリビングまではあくまでも通路という考えなのか、風通しが悪いケースが少なくなく、その間にお風呂の入り口が通常あるので、お風呂からの湿気等が入り込みやすくなります。

その結果、適度が温度などカビに合った環境になるとカビが発生しやすくなるということです。

多分、そこに住んでしまうと自分の家の臭いに慣れてしまい感じなくなるかもしれませんが、誰かの家に行くと玄関に入った瞬間にその家の臭いがするということを感じた経験ありませんか？。

どうせならその臭いがカビの臭いでない方が良いですよね。

それから、リビングや寝室等を見させて頂いたところ、かなりタバコ臭は薄くなっていて、むしろ何かわかりませんが化学系のビニールのような変わった臭いがしました。

クロス業者に張替えと同時に消臭も依頼したとか元の持ち主が言ったいたらしいのでその影響かもしれません。

こりあえず、それほどきつくはなく、お客様もアレルギーが有ると、完璧を求めているという事ではないので、消臭剤とオゾンの燻蒸で済ませる事にしました。

時々、こうしたわかりにくい臭いと出会う事が有ります。

当社では必要に応じて４種類の消臭剤を使い分けながらオゾンと組み合わせて燻蒸を行っています。

こしたわかりにくい臭いの時には、２種類の消臭剤をオゾン燻蒸の前後に別々のものを使用すると効果的です。

今回も、その方法で組み合わせてすっきりさせたいと思っています。

また、１０年程度の古いエアコンが有り、中のカビも見えている状態なのでこちらも合わせて洗浄するとより消臭には効果的かと思うのでそちらも対応したいとおもいます。

また、玄関付近にはオプションの無光触媒をコーティングする事にしました。こちらは除菌効果とともに防カビ効果もあるのでしっかりコーティングしておくと、今回の臭いの改善だけでなく今後の予防にもなるのでしっかりと施行しておきたいと思います。