入居前の無光触媒による煙草臭消臭コーティング
本日は午前も午後も無光触媒の消臭コーティングです。
午前のお客様はヤニ部屋をリノベーションしているお客様で前回クロスを剥がした状態でオゾン燻蒸をしてきたお客様です。
あまりにも煙草の臭いがすごかったのでオゾンに加えて無光触媒をむき出しの壁にコーティングして来ました。
普通光触媒は多少なり光を必要とするのですが、当社が使っているものは全く光を必要としないのでクロスの下でも大丈夫という考えで施行してきました。
その甲斐があってか新しいクロスを張った状態ではもうほとんど臭いがしなくなっていました。
お客様も立ち会って頂いたのですが、十分に消臭ができているので本日はオゾンの追加燻蒸はなしで無光コーティングだけをする事にしました。
本日は涼しいので壁から臭いは沸き戻ってはいませんが、暑い日に沸き戻るといけないのでしっかりとコーティングしておきました。
ついでに、収納や下駄箱など無光触媒があまったのでサービスで施行しました。
無光触媒は消臭だけでなく抗菌作用もあるので消臭だけでなくカビの防止という点でも効果を発揮してくれます。
午後の物件は賃貸のマンションなのですが、クロスの張替えが終わったのに臭いが残っているといパターンです。
このパターンは実は一番多く、お客様が入居するのにどうしよう!ということが多いのです。今日のお客様はそうではなく、契約するかもう一度クロス張替え後に内覧してから決めるというパターンらしいのです。
なので、このままでは危ういので何とかしなければという思い出作業にあたりました。
入った瞬間に消臭剤を複数置いてあるのでその臭いやらタバコの臭いや多分洗濯機の排水口からと思われる下水の臭いらしくものが混じって不思議な空間でした。
消臭という意味では、消臭剤の臭いであれ香水の臭いであれ臭いは臭いとして消さなければならないのです。
消臭剤をまうはどけてから無光コーティングをしたのですが、消臭剤の臭いがまだ残っているのと洗濯機の排水口を塞いでいないので臭いが沸き上がってきます。
私の理論では臭いの原因原因物質を取り除いていない状態なので排水口は塞がなければダメですね。
それと、無光触媒はガツンと一気に臭いを消すようなパワーはなく、壁や天井にコーティングとして留まってじわじわと消臭するタイプのものなので、明日再度の内覧という事であればそれまでに間に合うかわかりません。
さらに、念のためにエアコンをつけてみると煙草の臭いが残っていました。
こういう場合はオゾンで一度ガツンと消臭する事でほぼ問題は解決できます。
急遽予定変更でオゾン燻蒸も追加することにしました。
とりあえず、後は応急処置で排水口を塞げば大丈夫じゃないかなと思います。
実は当社自体も何棟かアパートを所有している大家でもあるわけで、とても成約前の内覧を大事に思っております。
自分の物件でないにしろ、大家さんの気持ちは痛いほどわかるので、出来る範囲で最善の努力をさせて頂いているわけなのです。